TX浅草駅開通に伴い、雷門から続く仲見世に直交する伝法院通りの景観整備事業の設計を行う。通りには老舗が多く、周辺には浅草寺や江戸時代初期に小堀遠州が作庭した庭園がある伝法院があることから、江戸まち風の街並みに整備した。 同じデザインで統一するのではなく、個店ごとの個性を活かした街並みを目指し、店舗ごとに外壁、看板、瓦の小庇、暖簾に見立てたテントをデザインした。また、ねずみ男、白浪五人男などの人形を配置し、通りの店舗は閉店が早い事から店舗ごとにシャッターに江戸時代の店舗のイラストを描き、店舗にちなんだ江戸の有名人を入れて、閉店後も散策を楽しめるよう計画した。